2014年1月31日金曜日

草原の椅子




もう少しスッキリさせたいチェストの上。 この単行本「 草原の椅子 」 しかも上下巻。
妹が勝手に貸してくれたけど、放ったらかすこと ・・・ えっと 1999 年 5 月発行?
えっ初版?放ったらかすにもホドがある(苦笑)  ホコリでうっすら変色も・・・ごめん。

カバーが付いていたので表紙は新品同様(苦笑)

全く読まずに返却も申し訳ないし・・・で、読んでみたら、今のワタシに大ハマり(笑)
ワタシと同じ気持ちのヒトいませんかーっ?って検索したら、2013 年 3 月ロードショー
だったの? やっぱり取り上げたい内容よね~ ♪

で、映画の方のあらすじを読んでみたら、あらら?違うじゃない!そこじゃないと
思う、作者が伝えたかったトコは。 往々にして有りがちな映像化の限界ってやつ?
いや、そもそも切り取りたいトコが違う。

今生に生まれた使命や、国家や現行制度への不満や疑問、サラリーマンの悲哀や
経営者の孤独。 しょーもないオトコのサガも魔が差すが故? いくつになっても中ボーの
ようなところもオトコの魅力ってコト?(笑) 「 少年のような 」 と言いなさい。って?(笑)

まぁそんなスットコドッコイな設定も、同年代の主人公だからか、余計笑える。

そんなあれやこれやを突飛な出来事や人間関係を絡め、問いかけたかったのよね?
でも聊か、あれやこれやのデータ多過ぎで(苦笑)  読者を惹きつけるには、このくらい
当たり前なの? こんなにも散りばめる必要あるの? とも思うけど。

作者が言わんとするコトを登場人物達に言わせる辺りに、多少無理があるかなぁと
思うところもあったけど、こんなにたくさんの諸々を良くも絡めたモノだと、逆に感心して
しまった(笑) ワタシは絡められた出来事を整理するのが楽しかった。 って、そこ?(笑)

まっ、オトコってデータ好きだからね。って、モノわかりのイイふり(笑)

フィクションならファンタジーのように、とことんフィクションを求めたいし、ノンフィクション
なら実しやかに語られているような史実モノより、違った切り口、又は新たなデータでの
再検証モノ。 若しくは精神世界モノしか読まないワタシ(笑)

リアルワールドの方が面白いと思ってしまうから? フツーモノは興味が湧かないの(笑)

けれど、偶然なのか必然なのか?似たようなモノの見方をする、この 「 宮本 輝 」 って
存在がなんだか嬉しかった。 15 年前のワタシが読んでも、なんでしょコレ?って感じで
きっと理解することは出来なかったと思う。 今のタイミングで読めて良かった。

って、無理やり貸してくれた 我が妹よ! ありがとぉ ♪ 




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