2015年5月22日金曜日

なんだかタイムリー ?


Business journal より。

「 薬 4 剤併用で命の危険 異常な薬漬けの日本人
副作用死は年間 10 万人以上 ? 」


こちら が要約して下さっているので
以下、一部引用。

薬には必ずプラス ( 効果 ) とマイナス
( 副作用 = 毒性 ) があってマイナスのほうが
大きく出てしまうケースが多くある。

重篤な副作用が出た場合は死に至る。

米国では年間推計 10 万 6000 人が副作用で死亡
( 全米医師会報、トロント大学のチームの研究報告 )

欧米では 「 1 剤処方 」 が基本
多くても 2 剤であるのに対し、日本では
5 剤以上の処方が当たり前になっている。

4 剤以上飲まされている患者は
医学の知識が及ばない危険な状態にある。

薬の数が増えれば増えるほど
副作用のリスクは加速度的に増す。

4 剤以上服用している日本人は
5 ~ 6 人に 1 人はいるといわれているので
2000 ~ 2500 万人が医学の知識の及ばない状態
言い換えれば、いつ副作用死してもおかしくない
状態にある。

病気を治すのは、あくまでも本人の免疫力や
自己修復機能であって、薬ではありません。


薬は 「 症状を緩和する 」 役割を果たしている脇役に
すぎません。

つらい症状が出た場合に薬を飲むと楽になるので
病気を治しているように勘違いしがち。

医療費の抑制が国家的な課題になっている今
大掛かりで公正な調査が必要な時期に来ている。

全くその通りだと思います。

筆者の知り合いに、いつも調子が悪い人が
居たのですが、聞くと毎日 8 種類もの薬を
飲んでいたことが判明しました。

病気の原因は、明らかに薬の飲み過ぎです。

薬を貰っただけで飲んでいない人も多いので
どれほどの実害になっているのか不明ですが
薬をもらっただけで飲んでいないという行為は
皆が払っている国民健康保険料を
どぶに捨てているような行為なので、飲まないなら
薬は貰わないで欲しい。

そして、必要も無いのに無闇に薬を処方しないでほしい。
 
薬は化学物質なので、A 剤と B 剤の組み合わせの結果が
とんでもないことになる可能性がある。

なので、出来るだけ安全と判明している組み合わせのみ
許可すべき。

それが、最低限のルールです。

筆者が今まで払ってきた国民健康保険料は
相当な額です。

でも、筆者自身は、滅多に医者に行かないので
ほとんどその恩恵は受け取っていません。

ただ、他の人が、その健康保険料で
本当に病気が治るなら、喜んで払いますよ。

でも、自分が支払った健康保険料で
他者が副作用その他で病気になっていたり
死んでいるとしたら、まさしくとんでもないことです。

実際、筆者の親類が今まで死んだ原因のうち
半分以上は、薬の副作用や抗がん剤の副作用が
疑われるものだったり、誤診によるもの、院内感染に
よるものです。

抗がん剤については
抗がん剤に関する優れたサイトがありました。
「 医者は抗がん剤の発癌リスクを患者に説明しなさい。 」
も参考に。

それでも、必要な医療というのは
もちろんありますし、救急医療などは
特に必要だと考えています。

アメリカのように、救急車呼んだら
8 万円取られるみたいな社会になったら
ダメだと思っています。

医者は、もっと知識と智慧を持ち
病気を治すべきです。

そのためには、西洋医学だけではない
もっとトータルな身体や人間や生命の
知識や智慧が必要とされています。

もう一つ、朝日新聞から、こんな記事が 

薬 50 種 「 高齢者には中止考えて 」 学会、医療者向け 

高齢者に出やすい副作用を防ごうと
日本老年医学会は、医療者向けの
「 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン
 ( 指針 )」 を 10 年ぶりに見直す。

中止を考えるべき医薬品約 50 種類を挙げ
やむを得ず使う場合の方法も盛り込んだ案を
まとめた。

学会のウェブサイトにリストなどを公表、
意見を求めて 6 月までに正式決定する。

高齢者は複数の病気を抱え
いろいろな薬を飲み続けている人が多い。

加齢に伴って、薬の成分を体外に出す腎臓や
肝臓の機能が弱まっている場合もある。

新しい指針案では、中止を考えるべき薬を
「 ストップ 」 という一覧表で紹介。

代表的な商品名、対象となる患者、主な副作用などを
記した。

中止できない場合に推奨される使用法や
かわりとなる薬の使用法を新たに加筆した。

ストップに載せた薬は、特に副作用の出やすい
75 歳以上の人などを対象に、1 カ月以上の使用を中心に
想定して選んだ。

医師による処方薬だけでなく、睡眠改善薬や
胃腸薬の中には市販薬も含まれている。

例えば、「 抗精神病薬全般 」 では、認知症の人に
「 脳血管障害と死亡率の上昇 」 を理由に 「 可能な限り
使用を控える 」 と記載。

胃腸薬の H2 ブロッカー薬は、すべての高齢者を対象に
「 認知機能の低下、せん妄のリスク 」 を指摘し
「 可能な限り使用を控える 」 とした。

以上引用

以下全文は
asahi.com/articles/ASH3W7G71H3WULBJ01L.html

ようやく、こうした動きが出てきました。

以前、単なる痛み止めに、向精神薬のリリカが
むやみやたらに処方されている問題を取り上げましたが
本当に酷いものです。

ただ、繰り返しますが、向精神薬などを
勝手な判断で突然中止すると、離脱症状などで
大変な事態になる場合があります。

くれぐれも、医師の適切な管理の元で
医薬品のコントロールを行ってください。
よろしくお願いします。

いずれにしても
薬は、どうしても必要な場合のみ
にした方が良いと思います。

その方が健康でいられます。

以上、ワタシの引用終了。

強調したいところを 太字 にしました。
そういうことです。

お医者さまはカラダのことはわかっていても
コトお薬に関しては門外漢 ? MR の進められるままとか?
お忙しから鵜呑みになっちゃう ?

診療やお薬の点数制というのも
数字で計ろうとすることの歪み ?
ココにも問題ありというコト ?

悩ましいことばかりじゃのう ・・・ 。

( 画像お借りしました )

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